2月28日、製作中のアニメ映画『劇場版モノノ怪』が、公式ホームぺージ上で声優・櫻井孝宏の降板を発表した。
「『モノノ怪』は声優の櫻井さんが主演を務めている、'07年に放送された人気テレビアニメです。人間の怨念が“モノノ怪”となり、主人公の薬売りが退治するというストーリー。'22年には放送15周年を記念した劇場版の製作を発表していました」（テレビ誌ライター）
櫻井は同作品になくてはならない存在だったため、劇場版にも登場予定だったが……。
「昨年10月に、櫻井さんと放送作家の女性との不倫が報道されたんです。本人や事務所も事実関係を認めたことで大炎上。ようやく報道が落ち着いた今年1月に、今度は別の女性との15年間にわたる関係や、生々しいLINEのやりとりが暴露されてしまいました。大ヒットアニメ『鬼滅の刃』でも主要キャラクターの声を務めるほどの人気声優でしたが、もはや櫻井さんのイメージは地に落ちたといっていいでしょう」（同・テレビ誌ライター）
直撃取材に櫻井は
2度の不倫報道を受けて、製作側も動くこととなった。
「『劇場版モノノ怪』は大奥を舞台として、女性たちの苦しみと救済を描く予定だったため、降板は“作品性の観点からの決断”だそう。妻と2人の女性を悲しませた櫻井さんが、“退治する側”というのは確かに無理がありますね（笑）」（アニメ会社関係者）
大きな仕事を失った櫻井は現在、どのような生活を送っているのだろうか。都内にある自宅の近隣住民に聞くと、意外な答えが返ってきた。
「櫻井さんは、今も毎日のようにタクシーで出かけていきますよ。仕事じゃないかな」
あれだけの報道があっても、仕事はしっかりあるらしい。妻については、
「不倫の記事が立て続けに出て、どうなることかと思ったんだけど、ずっと奥さんと暮らしています。許してもらって、仲直りしたみたいですよ」（同・近隣住民）
3月上旬、タクシーで自宅へ帰ってきた櫻井に声をかけると立ち止まってくれた。
─今も一緒に暮らしているそうですが、許してもらえたということ？
「すみません。そういうことはお話しできません」
─不倫相手の方たちとは、どのようなやりとりを？
「すみません……」
─裁判中だから話せないのでしょうか？
「失礼します。家の鍵を開けますので、申し訳ありませんが……」
と、言葉少なに家の中へ入っていくのだった。人気キャラ冨岡義勇を担当する『鬼滅の刃』の新シリーズは4月からテレビ放映され、今後も映像化される見込み。ドル箱作品からも降板とならないよう、今ある仕事に“全集中”すべきだろう。
