「100人見たら100人がパクリだと思う」
その衣装にナチスのシンボル・鉤十字は使われていなかったが、帽子のデザインやワンピースのボタンの配置、黒いマントなどが“ナチスを連想させる”と騒がれ、海外メディアにも取り上げられる事態に。
同問題で、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」から謝罪を求められた櫻坂の運営サイドは、公式サイトで「認識不足」だったとして謝罪した。
また、2018年には韓国の男性アイドルグループ・防弾少年団(BTS)のメンバーが、過去に“原爆投下によるキノコ雲”の写真がプリントされたTシャツを着用していたことや、ナチスを模倣したような旗をコンサートで使用していたことなどが取り沙汰された。この騒動も世界的な問題とされ、所属事務所は“原爆やナチスを支持せず、反対している”ことを示しつつ、傷つけてしまった人々に向けて謝罪する文書を公開。
「そのほか、最近の衣装問題でいうと女性アイドルグループ・AVAMの衣装が、ジャニーズ事務所の人気グループ・なにわ男子の衣装を『パクった』という声が相次ぐ騒ぎに。AVAMは今年4月にデビューしていますが、その2ヵ月前、グループの公式ツイッターで“デビュービジュアル”の衣装が公開されると、ツイッター上のなにわ男子ファンから『なにわの衣装そっくりじゃん』『このパクリ方はわざとなの?』『100人見たら100人がパクリだと思うだろう』とのツッコミが続出しました」(アイドル誌記者)
なにわ男子ファンが「似ている」と指摘したのは、彼らの『ダイヤモンドスマイル』という楽曲の“濃紺×白”の衣装で、たしかにAVAMもほぼ同じ色合いの衣装を着用していた。ただ、この件はあくまでも“パクリ疑惑”でしかなく、AVAM側は特にコメントを出していない。
「このように、芸能人の衣装問題はさまざまですけど、今回の山之内さんは単純に『似合ってない』と言われてしまっていたので気の毒。欅坂やBTS、AVAMにしても故意ではなかったとみられますが、世間にはどう映るのか、もう少し考えたほうがよかったのかもしれません」(同)
山之内にはファンから「かわいかったよ!」「着たい衣装を着れば良い」など温かな言葉も寄せられていただけに、あまり落ち込まず、また好きな衣装を楽しんで着用してほしいものだ。