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主演の鈴木京香が体調不良で降板を発表した7月期のドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)。一部スポーツ紙で、内容はそのままに、代役を立てて放送することが報じられていた。
「その代役が、若村麻由美さんに内定したそうです。若村さんは56歳で、54歳の鈴木さんと年齢も近く、キャリアも長い実力派が、鈴木さんとフジテレビの緊急事態を救うことになりました」(テレビ局関係者)
脚本の変更の予定はなし
鈴木は、5月9日にクランクインしていた。
「9日の撮影は、異変を感じさせずに予定どおりこなしたそうです。しかし、その夜に体調不良を訴え、その影響で翌10日のロケは中止に。11日に降板が発表されました」(スポーツ紙記者)
鈴木は、しばらく治療に専念するという。
「緊急入院や手術を受けたなどとも報じられていましたが、所属事務所によると入院や手術はしていないそうです。とはいえ、一度は制作中止を伝えられた関係者もいたようで、フジテレビ側も対応で混乱していました」(同・スポーツ紙記者)
そんな中、急ピッチで代役探しが進められ、無事、若村が快諾。しかし、このドラマは鈴木に“当て書き”された脚本だった。
「今のところ、脚本の変更の予定はないそうです。また、鈴木さん以外のキャストも変更の予定はありません。撮影スケジュールを改めて組み直して、若村さんを迎えての制作を進めることになります。ドラマは、平凡な主婦が大女優としての“なりすまし生活”を送るというコメディー。若村さんは、主婦と大女優の1人2役を演じます。鈴木さんへの“当て書き”であっても、若村さんほどの演技力をもってすれば大丈夫と判断されたのでしょう」(前出・テレビ局関係者)
“素晴らしきピンチヒッター”が現れたようだ。