目次
Page 1
ー 女児に抱きついてキス、卑わいな電話をかけたことも
Page 2
ー あだ名は「ほっしぃ〜」、女児から取り合いになることも
Page 3
ー 子どもたちから少しナメられていた

 JR成田駅から西へ約1・6キロ、緑豊かなニュータウン。個人商店が軒を連ねる旧式のショッピングモールの一角に、犯行現場の『まんが図書館』はある。入り口で猫のぬいぐるみ2体がお出迎え。ガラス越しに覗きこむと、部屋を囲む本棚は蔵書約3000冊とされる漫画でびっしり。人気漫画『タッチ』のタイトルが読み取れた。

「とても感じのいい議員さんなので事件は信じられない」

 とショッピングモール関係者。

 この議員こそ、千葉県成田市の市議・星野慎太郎容疑者(55歳=無所属)。同市内で自ら運営する私設まんが図書館で小学校高学年の10代女児に抱きついたりキスをしたとして6月7日、県警が強制わいせつの疑いで逮捕した。

女児に抱きついてキス、卑わいな電話をかけたことも

 全国紙社会部記者の話。

「被害女児は昨年2月ごろから友達とまんが図書館に通うようになり、犯行は同11月中旬〜12月ごろのいずれかの日とされる。午後5〜6時ごろ、容疑者は正面から抱きつき、頬にキスした。女児に対するわいせつ行為はほかに複数回あり、“お尻もんであげる”などと卑わいな電話をかけることもあったという。今年1月、女児は“電話がかかってくる。どうしたらいい?”と通っている小学校の先生に相談。学校から報告を受けた市教育委員会は、事態を重くみて県警に届け出た」

 容疑者は警察の取り調べに対し、

「ハグやキスをしたことは間違いない」

 と事実関係を認める一方、

「挨拶ぐらいの気持ちだった」

 と供述している。

 逮捕後、まんが図書館は閉館したまま。楽しみに通っていたほかの子どもたちは、母親らから「もうあそこには行っちゃダメ」「あそこは潰れちゃったから」などと諭されガッカリしていたという。