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ー お笑いコンビ・ピスタチオ異色CMは10万いいね!

 

《あの人、手掴みでカップヌードル食べてない?ってなる“カップヌードル麺型フォーク”作りました》

《入社式で居眠りした新入社員がエビにされている》

お笑いコンビ・ピスタチオ異色CMは10万いいね!

 ここ最近、カップヌードルの公式SNSが暴走中だ。公式ツイッターを覗いてみると、体育館を掃除している学生が、モップの代わりに使っている“モップヌードル”“カップヌードルと寝られる寝具セット”といったものが写真付きで投稿されており、ほとんどのツイートが“バズって”いる。

掃除してるのか散らかしてるのかわからない“モップヌードル”。“欲しい”の声が殺到
掃除してるのか散らかしてるのかわからない“モップヌードル”。“欲しい”の声が殺到

 お笑い芸人・ピスタチオのフィギュアを完全再現した異色なCMの動画をアップした際は、10万もの《いいね!》がつくほどの反響が。何かと話題になるカップヌードルの、SNS担当者に話を聞いてみると……。

「カップヌードルは今年9⽉に発売 52 周年を迎えるロングセラーブランドですが、次世代のユーザーとなる若い世代の⽅々を中⼼に、カップヌードルのことをもっと⾝近に感じていただけるよう、このような投稿を⾏っています。

 内容は、新商品や新CMの情報を発信するだけでなく、それを見てくださった⽅に驚いてもらったり、⾯⽩いと思ってもらえるような、ユニークな発信を⼼掛けているんです

 カップヌードルのツイッターが始まったのは2014年。狙い通りの反響だが、これまで“クセの強すぎる”投稿を作るために心掛けてきたこととは。

「“企業発信的な表現になっていないか?”“カップヌードルじゃなくても成⽴する投稿になっていないか?”の 2点について、特に意識しています。

 前者はカップヌードルらしいユニークな投稿になっているか、後者はカップヌードルにしかできない、他が真似できないものになっているかという観点を重要視しています

 確かに、普通では思いつかない“ユニークさ”が溢れるものばかり。どこから思いつくの?

宣伝部の担当スタッフは常⽇頃から“もし、○○なカップヌードルがあったら?”“もし、カップヌードルが○○だったら?”と、⽬にするものを変換して、アイデアを⽣み出しています

 “3分”といわず、四六時中カップラーメンのことを考え続けている担当者たち。これらの投稿に対して、SNSでは“カップヌードルやばすぎる(笑)”“もはや猟奇的”といった反響が見られるが……。

1つひとつの投稿に“無駄”とも⾔えるほどこだわって制作しているので、そのような反響をいただけるのは⾮常に嬉しいです。今後も“⾯⽩い”と⾔っていただけるような投稿を続けていけるよう、担当スタッフ⼀同頑張って参ります!」

 まずは、カップヌードルができあがるまでの3分間、公式SNSを見てみて欲しい。ただ、面白すぎて時間を忘れてしまうので、麺の伸びすぎだけには注意していただきたい……。