タッキーと交わしていた「約束」

 人気絶頂期にある元キンプリの平野や神宮寺、また若手の『IMP.』ならともなく、9月で38歳を迎える北山が新規ファンを開拓することはお世辞にも簡単とは言えないだろう。現在のファンを大切にする方が現実的に思えるが……、

「それでもタッキーとの“約束”を果たしたかったのでしょう」とは、スポーツ紙・ジャニーズ担当記者の弁。

 I女史や中居正広、そしてジュリー社長に“巻かれる”以前に、誰よりも先に北山に目をかけていたのが滝沢氏なのだとか。同氏がジャニーさんの後継者になるべく、タレント活動を引退した2018年、12月に放送されたニッポン放送『タッキーの滝沢電波城』最後のゲストとして呼ばれたのも北山だった。

「2人の交友は、タッキーが最年少で座長を務めた2004年のミュージカル『DREAM BOY』にまで遡り、高校卒業したばかりの北山を舎弟のようにかわいがり、以降はプライベートでも交友を深めてきた“兄弟”のような仲。

 ラジオ番組でも、“もし何かあったら、何でも言ってきてください。すぐに飛んでいきます”とタッキーへの手向の言葉を述べていた北山だけに、TOBE合流はその約束を果たす時が来たということなのでしょう」(前出・ジャニーズ担当記者)

 もとより“タッキー派”だったようで。