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ー 地方局で「旅ロケ」番組のレギュラー

 

 2022年のNHK紅白歌合戦をもって、『純烈』として最後のステージを踏んだ小田井涼平。LiLiCoの夫としても知られる小田井だが、50歳を超えてのグループ卒業という大きなチャレンジは、ファンの心配をよそに各地で次々とレギュラーを獲得しているようだ。『純烈』を離れてまで「1人でやりたかたった」ことーー。

 2022年の『NHK紅白歌合戦』が『純烈』ラストステージとなった小田井涼平。卒業を表明した2022年4月に、その後の展望を語っていた。

「活動終了後は、普通のおじさんに戻らず、自身の目標を追いかけて……」

 突然の表明のようだったが、実際には以前から決めていたらしい。

「初めて紅白に出場した2018年に“50歳になるタイミングでグループ活動を終了したい”と事務所に伝えていたそう。2019年にメンバーだった友井雄亮がスキャンダル発覚で脱退し、その後コロナ禍があって、このタイミングになりました」(スポーツ紙記者)

 2002年に『仮面ライダー龍騎』(テレビ朝日系)でデビューし、2007年から純烈メンバーに。2017年にLiLiCoと結婚して公私共に順風満帆だった小田井は、独立して何を目指していたのか。

「旅番組や地方ロケを“1人でやりたい”そうです。純烈で地方に行くことが多く、いろんな人と触れ合うのが楽しかったよう。東京にこだわらず、北海道や九州で情報番組のリポーターをやってみたいとも。自分にとってゆかりの地もいいと語っており、出身の兵庫でも番組をやりたいそうです」(テレビ局関係者)

地方局で「旅ロケ」番組のレギュラー

『片っ端から喫茶店』(テレビ大阪)に出演し、純烈卒業後の決意について語った小田井涼平(番組YouTubeより)
『片っ端から喫茶店』(テレビ大阪)に出演し、純烈卒業後の決意について語った小田井涼平(番組YouTubeより)

 望みが叶い、独立した直後の今年2月から旅番組のレギュラーがスタート。

「BSジャパネクストの『一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅』ですね。地方の歴史やグルメや絶景を紹介する番組で、小田井さんにとって純烈卒業後の初レギュラーです」(テレビ誌ライター、以下同)

 その後も、全国のレトロ感あふれる店を訪れる『小田井涼平のレトロマングルメ』(群馬テレビほか)、『かちかちPress』(サガテレビ)のコーナーのひとつで佐賀県内の職人技術を体験する『小田井の今、佐賀にいます。』など、次々とレギュラーを増やしている。

「どの番組もローカル色が強いですが、小田井さんのやりたいことにマッチしているので、充実した表情をしていますよ。これからどんどん旅ロケ番組が増えると予想しています」

 ファンクラブ『Second Life』も新たに発足させた小田井。理想の“第二の人生”に突っ走れ!