“被害報告”が続出
ツイッターでは、
《大人のひどい叫び声に子どもが怖がって泣いてしまった。最後は丸まって耳をふさいでいました》
《推しが出た時の大人女性の金切り声がひどい》
《空気読めないオタクが奇声あげまくりネタバレしまくりで泣いちゃった子も退席した子もいて大荒れ》
と、“被害報告”が続出。悪質なファンに対しては、
《キッズ上映で理性皆無の大人が居るなんて……》
《スラダンのキッズ上映で叫んでる大人の馬鹿は応援上映のチケット取れなかった残念な輩の集いと思ってる》
《キッズ上映で性的表現を叫ぶって頭おかしすぎるでしょ……》
など、批判が殺到している。
「そもそも、声出しをするなどして盛り上がりたい“ガチ勢”の大人向けには、『応援上映 応援OK!歓声OK!拍手OK!歌唱OK!』という回もちゃんと用意されています。応援グッズの持参も許可されていますし、こちらはキッズ上映とは反対に音量も大きく設定されているので、不適切なガヤは別として叫びたいならこちらに参加するべき」(前出・配給会社関係者)
5日、6日のキッズ上映後に寄せられた“被害報告”を受けてか、『THE FIRST SLAM DUNK』は8日、公式サイトおよびツイッターで注意喚起の文章を掲載。
《こちらは赤ちゃんや小さなお子様がおしゃべりしても大丈夫な上映会です。声を出して応援するのもOKですが、お子様が初めての応援上映を楽しむことができるよう、ご配慮と節度をもったご声援をお願い申し上げます。特に極端な大声や、作品と関係のない発声、先読み・ネタバレ、悪口、差別的・性的なヤジなどはお控えください》
その翌日、9日にも“キッズ上映は行われた。
「公式な注意喚起の効果があったのか、9日の回は“民度”がよかったようです。SNS上では、大人ファンの叫び声や不適切なガヤもなく、子どもたちから元気な声が上がる本来の趣旨に沿った上映だったという声が寄せられています。映画の“応援上映”は近年増えつつありますが、みんなが楽しむため、ルールに則った振る舞いが求められるのは、通常の上映と同じことです」(前出・配給会社関係者)
悪質なマナーで映画館を“退場”なんてことがないよう、注意喚起される前から気をつけてほしいものだ。