「たとえばバラエティー番組で、Jr.の“恋愛における行動パターン”を再現するといった企画時に、決まって“女役”を任されるのが西畑くんなんですよ。女性用ウィッグを着けてメイクを施せば、どこから見ても女性そのもの。そうですね……、井上真央さん似といったところでしょうか(笑)。
平野紫耀くんのタイプだったのか、お姫様抱っこされては危うく唇を奪われそうになるなど、もう板につきすぎて、西畑くんが“女の子”になるのはお約束でしたね」
「ボク、また女のコになったで」
共演ジャニーズをも興奮させたという、西畑の“女装歴”は10年前にもさかのぼるという。2013年当時、アイドル雑誌『Myojo』では、Jr.が本気の女装姿を披露する『Jr.乙女図鑑』なる企画が連載されていた。
第1回目を京本大我(現SixTONES)が飾ると、平野紫耀や神宮寺勇太(元King & Prince)ら当時の人気ジャニーズJr.らが“乙女”に変身していたのだが、記念すべき10回目の連載で登場したのが西畑だった。
《準備された金髪やロングなどさまざまなカツラをすべて試着した結果、黒髪のボブを選んだ西畑。とってもかわいく仕上がりました(ハート)》との紹介文が寄せられた西畑。花柄のブラウスに身を包み、少し明るめの黒髪ボブヘアーのウィッグを着用。
頬づえをついて微笑んだり、ウインクをしながらピースサインをしてみせたりと、ここでも演技力を発揮していたのだろう。その様は完全に女の子だ。この『Myojo』撮影より少し前に、バラエティー番組内での初女装が好評だったようで、
《自分では何がかわいいのかわからない。お母さんなんて、「めっちゃ似合ってるな! 雑誌でコスプレ企画できるんちゃう」って。お母さん、ボク、また女のコになったで。似合ってますかー(笑)?》
との“初心(うぶ)”なコメントを添えていた西畑。
あれから10年、お泊まり時に披露したボブヘアーの「ウィッグ女装」は、西畑にとってここぞという時の“勝負服”になったのかもしれない。