そしてもう1人、常識を超えた“愛情”を示したのが元SMAP中居正広。2020年2月のジャニーズ退所の記者会見で、「これ言わないほうがいい?」とスタッフに目配せをしつつ胸のポケットから取り出したのは小瓶。
「滝沢に“骨をかっぱらってきてくれ”」
《ボク(ジャニー氏のお別れ会に)行けなかったので、滝沢(秀明)くんに“骨をかっぱらってきてくれ”と。もう少し大きいやつに入ってて…。(小瓶に遺骨の)一片が入ってます。どこか“ジャニーさん、力をくれ”って》
ジャニー氏の遺骨を真顔で披露する中居に報道陣からざわめきが起こると、笑いながら「でも、滝沢もかっぱらったらしいですよ」と、現『TOBE』代表の滝沢秀明氏も“同罪”であるこを暴露してみせたのだった。
「お別れ会では、最後列で中指を立てるようなポーズもとっていた長瀬だけに、“地獄行き”とのギョッとする不謹慎に思えるワードは感謝だけではない、ジャニーさんへの複雑な感情を抱いていたのかと思わせる言動でした。
片や、怒りを覚える“当事者の会”の面々とは正反対に、異様に思えるほどにジャニーさんに愛情を持っていた剛と中居。スターになった彼らにとっては家族や恋人のように慕うことができた、いつまでも忘れられない“おじさん”に映っていたのかもしれません」(前出・芸能ライター)
“愛と憎しみは表裏一体”とは言うが……。