「星の数ほどある飲食店。せっかくの外食の機会、店選びを失敗したくないですよね。実は、特に個人経営の飲食店での“地雷店の見分け方”というのがあるんです」とは某グルメサイトの編集者談だ。
「あくまで店舗の前に実際に立ってみての、“地雷店の見分け方”です。まず、いまだに感染防止徹底宣言のステッカーを貼りっぱなしの店は要注意。衛生管理や店舗運営なども杜撰なことが多いです。次に、“手書きの貼り紙”が異常に多い飲食店。“手書きの貼り紙”はその飲食店店主の第2の姿のようなもの。ここで引っかかるような場合は、入店を控えたほうがいいでしょう」(同・グルメサイト編集者)
どうやら、貼り紙での注意が多い=店主独自のルールやお客への要求も過剰、ということらしい。
ただ一方で、こんな貼り紙をしている飲食店がSNS上で話題となったケースも。
《当店ではご予約のお電話に対して超人気店っぽく思われたい一心から「少々お待ちください。ただいま予約状況を確認いたします」などと言ったりしますが、実際はメモ用紙を取りに行っているだけでほとんどご予約可能です。スタッフのかっこつけたい気持ちをご理解いただいた上でバッシバシご予約ください》
なんともホッコリする貼り紙である。そこで9月4日、全国の1000人を対象に、インターネットアンケート「Freeasy」にて「あなたの見かけた飲食店での“トンデモ貼り紙”」を調査。結果を一部抜粋し、紹介していく。
「失敗しなかったので本日やっています」
まずは冒頭のように、地雷臭のプンプンするものから。
「店頭のいたるところに“触るな”と書いてある青果店」(47歳女性・兵庫県)、「“予約のお客様を優先させていただきます”と貼り紙のあったお店。不愛想な店主に半分追い出されるように退店した」(63歳男性・栃木県)、「“ワクチン6回接種済みの方のみ入店可能”という店。入れる人のほうが少ないと思う」(34歳女性・神奈川県)
一方、「一見地雷そうだけどそうでもない」例も。
「“子どもが騒いだら注意する”という項目にレ点チェックをしてからじゃないと入店できないカフェ。最低限のマナーやしつけって大事だと思うので、安心してくつろげると信じて利用できるのがうれしい」(43歳女性・千葉県)
ツンデレ系?な店主の貼り紙も。
「“失敗しなかったので本日やっています”“失敗したので本日休業します”。まじめで気難しく、マイペースな店主ですが、とてもおいしくて有名なお蕎麦屋さんです」(43歳女性・埼玉県)
ラストはこちら。
「“ブラジャー入荷しました”と貼り紙があった酒屋。貼り紙を見てブラジャーくださいって酒屋に入る勇気のある人いる? 個人経営の居酒屋さん。“つちのこを探しに行くので、2週間休みます”との貼り紙。はたしてつちのこは見つかったのだろうか」(49歳女性・千葉県)
ベスト“トンデモ貼り紙”に認定します!