始まる前から“いわくつき”な大会となったわけだが、期間中も演出をめぐって批判が噴出してしまった。
「9月17日の中継には、フジテレビ系の“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』に出演する俳優の森七菜さんと神尾楓珠さんがゲスト出演しました。翌18日が同作の最終回とあって、“番宣”であることは明らか。また、バレーボール女子元日本代表の木村沙織さんは、18日に自身のインスタグラムを更新し、森さんとのツーショット写真を公開していました。しかし、これが思わぬ批判を呼ぶことになります」(スポーツ紙記者)
フォロワーからは「かわいすぎるツーショット!」「まるで姉妹みたい」などと絶賛のコメントが寄せられた。
一方、ネット上には、
「国際試合で番宣するな! フジテレビは恥ずかしくないの?」
「バレーに関係ない人は呼ばないでほしい。選手にリスペクトが感じられない」
といった厳しい声も続出。「今年はジャニーズがいなくて、タレント色が薄まると思ったのに残念」「ジャニーズやフジテレビの“バレー私物化”はやめてほしい」など、出演者に不満を漏らすような視聴者も見受けられた。
「国際試合に登場し、なりふり構わず番宣した『真夏のシンデレラ』ですが、全話平均視聴率は月9のワースト記録を更新しています。バレーボールファンからは不満が漏れ、ドラマにもほとんど影響が出なかったという、誰も得をしない番宣となってしまったようですね」(前出・スポーツ紙記者)
“場外”でさまざまな騒動が起こっている『ワールドカップバレー2023』。選手たちの活躍を邪魔しないことを願うばかりだ。