木南晴夏が主演を務める放送中のドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)が大健闘している。10月22日の初回視聴率は、7・2%という好スタート。第2話の視聴率は5・8%と落ち込んだが、見逃し動画配信サービス『TVer』の「ドラマ」ランキングでは、第2話の放送翌日、1位にランクイン。
「木南さんは、会社では地味なアラフォーOLながら私生活ではセクシーなベリーダンサーという2つの顔を持つ“田中さん”を演じています。冴えないOL姿から一変、濃いメイクと露出度高めの衣装で妖艶にベリーダンスを踊るというギャップが話題になっています」(テレビ誌ライター)
SNSでは、
《産後とは思えないスタイルのよさ》
《木南さんのベリーダンスとても素敵で見惚れてしまった》
など、鍛え上げられた美ボディや役づくりの完成度を絶賛する声が上がった。
「クラシックバレエやジャズダンスなどの経験があった木南さんですが、ベリーダンスは初挑戦。クランクイン4か月前からレッスンを始めたそうです。木南さんが演じる田中さんは“食べても太らない体質”という設定なので、実際の食生活では大好物であるパンを封印。タンパク質中心にして役づくりに励んだそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
かなりの気合の入れようだが、実は本作がゴールデンプライム帯での連続ドラマ初主演となる。
「芸歴20年以上の木南さんは、2001年に『ホリプロ』のオーディションでグランプリに輝き、芸能界入りしました。あびる優さん、酒井彩名さんとアイドルユニットを組んだり、グラビアで水着姿を披露した過去も。その後2004年に女優デビュー。2009年に公開された映画『20世紀少年』で演じた役が原作漫画のキャラクターとそっくりと話題に。その後、名バイプレーヤーとしての地位を確立しました」
玉木宏と結婚、ママ女優としても活躍
“パン好きキャラ”をはじめ、芸達者な一面も追い風に。
「宝塚音楽学校の予備校に通っていたこともあり、バレエだけでなく、日本舞踊と声楽も得意分野。2010年に出演したドラマで韓国人を演じたことをきっかけに、韓国語も習得。10月より公開されている映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』では韓国人役を演じ、流暢な韓国語を披露しています。インスタグラムでは、自身が描いた絵画を度々投稿していますし、過去には乗馬にハマるなど、とにかく多趣味でいろいろやっているんです。まぁ、すべて続いているかはわかりませんが(笑)」
私生活では、母親としての顔を持つ。
「2018年に玉木宏さんと結婚し、2020年に第1子を出産しました。10月22日に日本テレビ系で放送された『おしゃれクリップ』に出演した際には“家族の協力があって仕事と子育てを両立できている”と、告白。木南さんは怒るときは本気な“けっこう怖い”ママみたいです」(前出・テレビ誌ライター)
苦節20年で手にした主演の座。これからはぜひ“主役の道”も極めてほしい。