そんな彼女が珍しく、感情露わにして“夫”を語ったことがある。2016年に勃発したSMAP“独立”騒動において、土壇場で翻意したとして“裏切り者”のレッテルを貼られてしまった木村。
すると8月下旬、バカンスを終えてハワイから帰国した静香が、自宅近くでカメラを構えていた『フライデー』の直撃取材に応じたのだ。
《木村静香としてプライベートでは彼の一部ではありますが》
《私たち、悪いことなんて何もしていませんから。堂々と生きていますから》
《どうして私たちが“裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの!》
《彼が何やっても空回りしてしまう。時が経つのを待つしかないのかな……》
夫だけが悪者にされる状況に《木村静香》として黙ってはいられない。木村を「彼」と称しつつ、溜まりに溜まった鬱憤を晴らすように代弁したのだった。
愛おしくないですか、あの瞬間が
そんな懸命な妻の姿を目の当たりにしてか、ソロ活動を始めた木村にも変化が起き始める。中国のSNS『微博(Weibo)』を開設した翌年の2020年4月、50歳になった静香の誕生日に合わせて《happy birthday!!》のコメントと一緒に、若き日の仲睦まじいツーショットを投稿。
2021年9月15日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、「あのとき(娘の髪の毛を乾かしている時)、一番かわいくない?」「愛おしくないですか、あの瞬間が」とTOKIOメンバーの質問に応じて子育てトークを披露した木村。
「芸能界デビューした娘たちの話題作りの意味もあったのでしょう。徐々に家族ネタ解禁の方向に向かっています」
前出の芸能リポーターが解説するように、モデルデビューしたKoki,とCocomiはそれぞれ女優やフルート奏者として芸能活動を展開。発信の場として活用するインスタグラムでは、姉妹や両親の誕生日などの記念日に合わせて思い出の家族ショットを公開。そのたびにネットニュースに取り上げられて話題になっている。