公平な世の中を望まれた佳子さま
'22年のお誕生日の際、宮内庁を通して「誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになることを、自らの可能性を最大限生かす道を選べるようになることを、そしてそれが当たり前の社会になることを願ってきた」と、“公平な世の中”を望まれた。
今年はその強いお気持ちに関連したご公務も。'21年、“性別を理由に甲子園に出られないのはおかしい”と、全国高校女子硬式野球選手権の決勝が甲子園で初開催。佳子さまも、今年の4月と8月の決勝戦を観戦された。
'95年1月4日に開かれた命名の儀で、秋篠宮さまによって「健康であるとともに素直で思いやりがあり、心身とも佳(よ)い子に育ってほしい」という思いを込めて名付けられたお名前。
11月に行われたペルー訪問の際、世界遺産のマチュピチュを見て“おー”と、真っすぐにご感想を述べられた。現地でも“ほほえみのプリンセス”と絶賛されるなど、“素直さ”を魅力に、老若男女、世界中から愛されている。
“佳子さまスマイル”で、弱い立場の人々に、心を寄せられていくことだろう――。