1月1日、2日。日本武道館での会員限定イベントで幕を開けた2024年の香取慎吾。ファンミの裏話から推し、今年の目標など、たっぷり語ってもらいました!
上野樹里&和田唱夫妻に楽曲依頼
昨年は個展ツアー『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』、そして初のソロライブツアー『Black Rabbit』とアーティストとしてうさぎのごとく跳び回った香取慎吾。
今年は舞台『テラヤマキャバレー』で“お芝居モード”からスタート。没後40年を迎えた寺山修司を演じる。
「演出家のデヴィッド・ルヴォーさんをはじめ、超プロフェッショナル集団の中に入るのがすごく楽しみ。もうね、ストレッチの仕方から学ぼうと思って(笑)。舞台演劇のエキスパートの方たちと作る新しい音楽劇に、僕もすごくワクワクしています」
元日、2日に行われた会員限定イベントでは新しい試みもあったようで、
「“Sing Tuyo”2人の曲『眩しい未来』を、上野樹里ちゃん(作詞)&和田唱さん(作曲)ご夫婦に作ってもらいました。
昨年、樹里ちゃんのラジオに呼んでもらったときに“何でもいいから一緒にやりたいです”ってうれしい言葉をもらって。その後、武道館でのイベント構成を考えている中で“新曲がなかなか増えないなー” “Sing Tuyoの曲は『KISS is my life』の1曲しかないんだな”と。そんなときに樹里ちゃんの言葉を思い出して。唱さんと草なぎさんもつながりがあるので、“樹里ちゃんに歌詞を書いてもらって、唱さんに曲をつけてもらいたい”とオファーしたら、ふたりとも快諾してくれて」
「草なぎさんには事後報告」
上野樹里にとっては、初の作詞だったそうだが、
「僕と草なぎのことをちゃんと見て書いてくれている。例えば、僕のパートだとアートに関するフレーズが入っていて。サビでは僕が“描こう”で、草なぎさんはギターを弾くから“奏でよう”とか。唱さんと樹里ちゃんの3人で打ち合わせしているときからすっごく楽しかった。朝ドラとかで忙しいから、草なぎさんには事後報告。タイトルも3人で決めました(笑)」
ポスターにも“眩しい未来”と記してくれた。このタイトルに込められた意味とは?
「みんなで楽しい世界をという希望を込めて。眩しい未来を描いていきましょう」
INFORMATION
★主演舞台『テラヤマキャバレー』(2/9~29/日生劇場、3/5~10/梅田芸術劇場)
★個展『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』【広島会場】1/21まで(NTTクレドホール)【福島会場】3/2~4/7(とうほう・みんなの文化センター)
撮影/廣瀬靖士 取材・文/加藤麻江 ヘアメイク/石崎達也 スタイリング/黒澤彰乃 衣装協力/TMT(TMT ジャパン)、レアセル(Turtle inc.) 撮影協力/PROPS NOW