元TOKIOの山口達也(52)がCM出演し、“5人体制のTOKIO”復活を期待するファンも少なくないだろうが、はたしてその可能性はあるのだろうか。
5人のTOKIOは復活するのか
1月4日、山口が鹿児島県で介護事業などを展開している企業のCMに出演したことを自身のSNSで報告し、賛否両論を巻き起こした。
CMでの山口は凛々しい表情や微笑みを見せていたが、このCM出演を報じたネットニュースのコメント欄は大荒れ。表舞台でリスタートした彼を応援・擁護する声も多かったが、次のような否定的な声も多かったのだ。
《アルコール依存症の方ばかりで、もちあげられるのはどうなの。 未成年者への性的被害の方が、重要視されるべきでは? 見たくない人も居るでしょう。 何故、起用するの。 芸能界引退しても、結局は片足浸かってるんだ》
《何で普通に働かないのか、アルコール依存症を訴えているが違うでしょ。問題は彼の性癖がある訳でそっちは大丈夫なの?一般の人たちも顔も見たくない意見もある訳でCMは流さないのが普通です》
山口、長瀬、現メンバー……それぞれの近況
山口は2018年、当時17歳の女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検。起訴猶予処分だったが旧ジャニーズ事務所が契約解除し、TOKIOも脱退している。
このときの報道で、山口が少女に無理やりキスをしたり顔を舐め回したりするなどの生々しい所業が詳報されていたため、いまだに彼への嫌悪感を持ち続ける人がいるのも致し方ないだろう。
さて、山口のCM復帰でくしくもTOKIOというグループがクローズアップされたが、現在、グループは苦境に立たされている。
長瀬智也(45)も2021年にグループ脱退・事務所退所しており、残された城島茂(53)、国分太一(49)、松岡昌宏(47)の3人体制で活動しているTOKIOだが、冠番組がひっそりと終了することが決まっているのだ。
彼らの代表番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)はまだまだ人気だが、昨年10月に始まったばかりの『トキタビ』(フジテレビ系)が今年3月をもって、わずか半年で終了するとのこと。
フジテレビでは1999年から『メントレ』、2003年から『メントレG』、2008年から『5LDK』、2012年から『TOKIOカケル』、そして今回の『トキタビ』と、継続してTOKIOの冠番組を放送していた。だが『トキタビ』の次の新番組の予定はなく、四半世紀にわたって続いていたフジのTOKIO枠が事実上、消滅したことになる。
国分はバラエティー番組への出演が多いし、松岡は主演作を中心にドラマ出演が多いが、城島がMCを務める情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)も、『トキタビ』と同様に今年3月で終了の憂き目に。
今春以降、TOKIOメンバーのテレビ露出はあきらかに減少するのである。