現地の人々は「本当に助かった」
TOBEがSNSに投稿した内容によると、ある一つの連絡をきっかけに、被災地に孤立してしまった家族がいることが発覚し、関係各所に連絡したうえで現地を訪問することの承諾を得たという。
1月3日の夜に石川県輪島市を目指して出発し、同6日には帰京。避難所では炊き出しのほかに、ストーブや灯油などの物資を渡し、一部のTOBEメンバーが市の職員と相談したうえで避難所の窓ガラスの修復なども行ったよう。その間に別のTOBEメンバーが、連絡をくれたという孤立した家族を含めた12人を迎えに行き、その後無事に避難所へ。
TOBEメンバーと避難所へ向かった被災者の知人であるAさんが明かす。
「孤立した家族に支援物資を届けようにも、交通の麻痺などもあり、届けられない状況でした。そんな中、この家族の関係者に滝沢さんと繋がりがあったことから、その関係者から滝沢さんに連絡をしてもらい、助けを求めたんです。すると滝沢さんたちは、“被災地に行くなら、TOBEみんなで炊き出しをする”とおっしゃってくれたそうです。
現地の人々は滝沢さんたちがきてくれて“本当に助かった”と感動しているのですが、ネット上では今回の炊き出しなどの支援に賛否両論が起こっており、胸を痛めている人もいると聞いています」
被災地の状況など、判断が難しいところではあるが、この行動によって救われた人がいたのは確かだ。