笹崎里菜アナの過去の黒歴史

 “過去の黒歴史”とはなにか? それは笹崎の入社当初にあった、あるトラブルのことだ。実は笹崎は、大学3年生だった2013年9月に“アナウンサー採用内定通知”を受け研修を受けていたが、東京・銀座のクラブでアルバイト経験があったことを理由に、日本テレビから内定を一度取り消されているのだ。

「2014年3月、笹崎さんが『母の知り合いのクラブで短期のアルバイトをしたことがある』と過去に銀座のクラブでアルバイトしていたことを人事担当者に報告すると、同年4月に人事部長から『内定取り消し』を伝えられたそうです。

 その際、『傷がついているアナウンサーを使える番組はない。辞退という手もある』と言われたとのこと。

 笹崎は辞退を拒否して取り消しの理由を求めると、5月になって人事局長から『アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない』『セミナーで提出した自己紹介シートにクラブのアルバイト歴を記載しておらず、虚偽の申告をした』とする書面が届いたのです」(当時を知る関係者)

 そこで、笹崎は日本テレビを相手に労働契約上の地位確認を求め、2014年11月に東京地方裁判所へ提訴。2015年1月に東京地裁が和解を勧告したことで双方の和解が成立、無事予定どおり2015年4月の入社に漕ぎつけたのだ。

 入社当初から変な形で目立ってしまった彼女は、入社後のキャリアに悩むこともあったようで……。

「同期の尾崎里紗アナ(31)が2年目で同局の朝の看板番組『ZIP!』や有吉弘行のゴールデン帯の特番に抜擢される一方、笹崎さんは3年目になってもなかなかゴールデン帯の番組での仕事は任されず……。視聴者からは『干されているの?』『入社前トラブルが影響してるのかな』と心配されるなか、彼女自身も周囲に『このままだと、なにもできずに終わってしまう。後輩にも抜かれてしまうかもしれない』と不安を漏らすこともありました」

 SNSの投稿を消したのも、“腫れもの扱い”をされてしまった過去を払拭して、心機一転新しい生活を楽しむことを選ぶことにしたのかもしれない。

 何はともあれ、日テレを相手取り正当性を示して訴訟を起こせる“胆力”があれば、中丸との結婚生活も安泰か─。