“不良”はいつも派手髪&派手な服
学園ドラマのあるあるには、こんな意見が。「不良の髪の色が、緑やピンクなど、奇抜で派手」(福岡県・38歳・女性)、「ドラマの不良は、制服を変形させがち」(神奈川県・44歳・男性)など、不良はひと目でそれとわかるように、外見に特徴をつけられやすい。
「カラーのインナーや、アロハシャツを着ている率も高いですよね。今どきあんな不良がいるのか謎」(かなつさん)
不良ではないが、昨今のドラマにアウトロー役として登場する俳優は、ほとんどが『LDH』所属だとかなつさんは指摘。
「『LDH』といえば、顔がやんちゃ系で、ガタイのいいイケメンが多くいる芸能事務所。アウトロー役にはもってこいなんでしょうね」
ガタイがいいといえば、「鈴木亮平はドラマ内で1回は脱ぐ。昔はキムタクがよく脱いだけど」(愛知県・48歳・女性)という意見も。
また、役者のあるあるでいうと、「藤原竜也が会社員役をするときは、必ずひと癖ある」(群馬県・39歳・女性)、「大泉洋はうるさい役しか演じない」(埼玉県・54歳・男性)という、役者のイメージに寄りすぎなドラマ作りへの指摘もあった。
「またこのパターンか」と、視聴者に思わせるドラマあるある。とはいえ、「あるあるは、ドラマの安心材料にもなる」と、かなつさん。
「動画配信サービスが多様化し、コンテンツが増えた今、地上波のドラマも視聴者の獲得に必死。どの年齢層が見ても楽しいと思えるドラマを作らなければなりません。そういう意味で、あるあるは便利。その先のストーリーを予測できるので、余計なストレスがかからず、気楽に視聴できるメリットはあると思います」
うんざりすることも多いドラマあるあるだが、実は視聴者のために、“あえて”取り入れているのかもしれない!?