「不倫がはかどる」
一方で、やるべきと評価する声も。
《え? って思ったけど、自治体が婚活パーティーを主催したり支援するのも珍しくないし、人口減少対策の一環として地元に魅力を感じてもらうための施策と考えるとアリかもしれない、と思った》
《同窓会補助に非難多いようだが、俺はこういうのこそ地方はちゃんとやった方がいいと思うんだよね。県主催なら市町村をまたいだ参加もできる》
《不倫がはかどる》
確かに不倫モノのドラマにおいて「同窓会で再会してしまって……」の展開は、鉄板ネタだ。
少子化対策のために同窓会に補助金を出すロジックは? 岡山県にその理由を問い合わせた。
「同窓会は、旧友の近況を知ることで、自分の人生、ライフデザインを考えるきっかけとなる機会でもあり、そのことが、結婚や子育てへの関心の喚起のほか、故郷への思い、Uターンなどにもつながっていくことを期待して、開催を支援することとしたものです。
なお、事業の枠組みとしては、市町村が同窓会開催経費を補助する場合に、それに要する市町村の経費の一部に対して県が支援するものであり、現時点では、中学・高校卒業後15年程度までの同窓会を対象とすることを想定しているところです」(岡山県子ども未来課)
結果が見えるのは数年後。岡山県は“同窓会(きっかけ)ベビー”が増えているのだろうか。