夢の国・東京ディズニーランドの公式X(旧Twitter)に投稿された動画について、なんとも“リアル”な意見が飛び交う事態になっている。
「ディズニーファンの間で物議を醸しているのは、2月20日に東京ディズニーリゾートの公式PRアカウントが投稿した動画です。現在、ディズニーランドでは、スペシャルイベントとして、『ディズニー・パルパルーザ』が行われており、そのPR動画だったのですが、その内容が《マナー違反ではないか》といった声が多数上がっているのです」(ウェブメディア編集者)
公式が“問題行為”だらけの動画を投稿
パルパルーザとは、英語の俗語で仲間を意味する“パル(Pal)”と、みんなで盛り上がるパーティーを意味する“パルーザ(Palooza)”を合わせた言葉。文字通り、男女5人が仲良くディズニーランド内を回って楽しむ、という動画だった。
ところが、パレードを見てはしゃいでいるシーンで、キャラクターの耳の装飾がついたカチューシャを頭につけ、頭より高い位置で撮影されたような映像が複数回見受けられた。この場面に対して、
《カチューシャを被ってのパレード鑑賞、頭の高さを超えて手をあげるなど、ルール違反のオンパレード》
《パレード中はカチューシャ外してほしいし、手を頭より上に上げないでほしいし》
《マナーとモラルを守った投稿して欲しいです。ましてや公式なのだから。カチューシャは以前から問題になっているのに》
《公式がルールを破ってる動画出すのどうなんですか?》
と批判的な声が相次ぎ、炎上してしまったのだ。
東京ディズニーリゾートの公式ホームページには、《エンターテイメントをご覧いただくにあたってのお願い》として、
《周りの方もよく見えるよう、撮影する際は、ビデオやカメラが頭の高さを超えないよう、ご配慮ください。また、ショーによっては、大きな飾りのついた帽子やカチューシャを外していただくようお願いする場合があります》
という記述がある。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドに、動画のようなカチューシャなどをつけてのパレードやショーの鑑賞はマナーやルール違反になるのか、確認すると、
「ショー内容やその場の鑑賞環境によってキャストよりお声がけをさせていただくものであり、全てのゲストの皆様に、一律に対応をお願いするルールといった性質のものではありません」
という回答だった。ディズニーランドは老若男女を問わず、楽しく過ごせる夢の空間であってほしい。