週刊誌が「例のオファー」を目論んでいる?
一方、そんな状況に着目して、いくつかの週刊誌はお決まりの「例のオファー」をえなこに出そうとしているという。
「えなこの『ヘアヌード』を目論んでいる雑誌も出てきているようです。『オールヌード』と違って局部が隠れるヘアヌードは、かつて週刊誌の一時代を築き上げました。
そのため、とある編集部の企画会議では、60代の編集長が『えなこが脱ぐなら1000万円出す!』と啖呵を切ったと言われています。でも、えなこは年商2億円ですよ? 1000万円で脱ぐわけがないでしょう(笑)。
時代錯誤も甚だしいので、その話をうちの雑誌の50代の編集長にしたところ『1000万円は相場だよ。若い女の子も若くてきれいなうちに、全裸を撮ってもらいたいからね。これが写真集だったら、もっと高い金額になるよ』と言われ、唖然としました。根本的に考え方がズレているんですよね」(週刊誌ライター)
そもそも、えなこは「新規の媒体は断っている」ので、まかり間違っても週刊誌でヘアヌードを披露することはまずあり得ないだろう。
それでも、過去の栄光を忘れられない昭和の編集者たちは、その一縷の希望に賭けたいのかもしれない。
取材・文/千駄木雄大