まもなく迎える4月。テレビ局では改編が行われ、春から新たな編成となる。
「新番組も多く始まる一方で、旧ジャニーズのタレントたちは、いまだに性加害問題のあおりを受けています。例えば、NHKでは3月で全番組が終了。フジテレビ系も3番組が終わります。また、日本テレビ系では、2017年から続いていた旧ジャニーズのタレントが主演を務めるドラマ枠『シンドラ』がなくなることになりました」(スポーツ紙記者、以下同)
だからといって、旧ジャニーズ勢が完全にテレビから消えるわけではなく、
「KAT―TUNの亀梨和也さんや、SixTONESの京本大我さん、木村拓哉さんなどが、それぞれ4月クールのドラマに出演します」
さらに、7月クールのドラマでも、旧ジャニーズタレントを起用予定だという。
「フジテレビ系の金曜夜9時の枠で、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが主演を務めることが内定しています。学園モノで、山田さんは教師の役を演じます。その教師が、実は企業の社長で……、というストーリーです」(テレビ局関係者)
これについて、フジテレビに問い合わせると、
「制作の詳細についてはお答えしておりません」
とのことだった。
2007年にHey! Say! JUMPとしてデビューした山田。デビュー前に出演した『探偵学園Q』(日本テレビ系)や、2008年放送の『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』(日本テレビ系)など、多くの作品で生徒役を演じてきたが、デビューから17年でついに教師の役を演じることに。
「もちろん、年齢的な面も大きいとは思いますが、生徒役を任せられる後進が育ったことも大きいのではないでしょうか」(テレビ誌ライター、以下同)
いったい、誰のこと?
山田の背中を追う“金田一少年の後輩”
「なにわ男子の道枝駿佑さんです。道枝さんは、山田さんが主役を演じた日本テレビ系のドラマ『金田一少年の事件簿』を見て履歴書を送り、ジャニーズ事務所に入っています。山田さんに憧れていることを公言しており、その背中を追いかけ続けているんです」
山田も、そんな道枝のことを可愛がっており、
「“人見知りだから後輩は苦手”と公言していますが、道枝さんは特別なんだとか。お年玉をあげたり、仕事についてのアドバイスをしたりと、面倒を見ているそうです」
そのかいあって、道枝はしっかり山田の後を継いでいる。
「2022年には『金田一』が山田さんから道枝さんにバトンタッチ。1月クールには、高校生役の主演ドラマも放送されました。山田さんにとってまさに“教え子”といえる道枝さんが成長したことで、安心して教師役に挑むことができるのではないでしょうか」
これが山田のたどり着いた“スウィートアンサー”なのかも!