SNSの運用法指南の可能性
一方、日本の皇室ではあることが話題に─。
「4月から宮内庁の公式インスタグラムで皇室の活動に関する情報発信を始めると発表されました。アカウントはすでに開設されていて、3月29日時点で、19件の投稿がされています。まずは両陛下の公務やお誕生日のご様子などが投稿の中心となるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
両陛下の訪英時に、皇室SNSの運用法についても“指南”を受けられる可能性が。
「英王室は以前からSNSを活用しており、今ではインスタグラムのフォロワーは1300万人以上に上ります。両陛下はインスタグラムの活用法などもお聞きになるかもしれません。英国は国民の反応から学んでいくというスタンスを取りましたので、日本の皇室も最初から大成功するということはあまり期待しないで、地道に、しかし着実に進むほうがよいと思います」(前出・多賀さん、以下同)
今回の訪英について、多賀さんは「もちろんお見舞いの意味も含んでいると思います」と言及しつつ、キャサリン妃と雅子さまの会話内容が注目だと語る。
「キャサリン妃と雅子さまは子育てに関する共通点があると思います。キャサリン妃は3月22日に、がんであることを公表しましたが、その翌日から3人のお子さんが日本でいう春休みに入られました。このタイミングで公表されたのは、お子さんがほかの生徒から不必要な質問を受ける可能性を避けられたのでしょう」
キャサリン妃の子どもを思いやる姿勢は雅子さまと重なるという。
「雅子さまも愛子さまを守るために一時期、登校に付き添われていました。“過保護ではないか”という声も上がりましたが、それでも愛子さまを守られたのです。お互いに子育てについての話題でも盛り上がることでしょう」
国境を超え、同じ思いを持った“同志”の会話は、相乗効果を生むに違いない─。