強制わいせつ疑惑を「すり替え」
現在、“講演家”として活動している山口。1日は地元局が取材に訪れ、その模様を伝えたため、普段の講演以上に人の目に触れたのだが、活動への称賛……ではなく批判の声が上がっている。
《山口は酒のせいにするな。というかセクハラが問題なのにすり替えるな》
《未成年へのわいせつ未遂のことは一切出さないの卑怯だと思う あれは過ちじゃなかったのかと》
《アルコール依存症のことは自分の口から語れるが、未成年に暴行しようとしたことは語れないだろ。自分は今前向きに生きてるらしいが、被害者の女の子は今どうしてるだろうね》
「もともと旧ジャニーズ事務所退所の理由は、飲酒運転の2年前、'18年に女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検されたこと。それによって事務所から無期限謹慎処分を受けた。事件自体は結果的に起訴猶予処分となりましたが、山口さん本人の意思によりTOKIOから脱退、事務所とは契約解除に至っています」(芸能プロ関係者)
前出の講演会参加者は、
「講演では、“'18年に事件を起こして芸能界を去りました”と話していましたが、その件に触れたのは本当にそれだけでしたね」
そんな山口の今後は?
「山口さんを講演に呼ぶ主催者側は、ほとんどが自治体や今回のような地域の労働組合など。依存症は患者も多く社会的な問題のひとつ。今回の講演のテーマがまさにそうですが、失敗をしても、諦めずに復活、再出発すること。それを自身の経験として伝えることは、講演だけではなく“今後”を見据えているはず。
そこからつながるのはやはり政界では。その知名度、再出発という経験は議員にうってつけであり、共感も集めるでしょうね。わいせつ疑惑の過去以外は……」(前出・芸能プロ関係者)
失敗からの再出発は確かに美談ではあるのだが─。