現職の小池百合子都知事は3選目を目指す意向で、それに伴って、前回に続いて独自候補擁立を見送る方向の自民党。先の衆院補選を全敗しているともあって、これ以上の敗北イメージが染み付くのを避けたいところ。
「3補選で負けた一因となっているのが、到底解決したとは言い難い裏金問題。政治不信が叫ばれる昨今で、さらに国民の方向を向いているとは思えない政策ばかりの政党イメージはどん底とも言えます。
そんな自民党を打ち負かす、大勢力に物おじせずに立ち向かえる若いヒーローの出現を都民、国民が待ち望むのも当然のこと。選挙に向けて、バズる市長のムーブメントは拡大していくのではないでしょうか」(前出・記者)
裏金議員は「一番しょうもない人種」
2023年12月末にYouTube『選挙ドットコムちゃんねる』にゲスト出演した際、自民党の裏金問題について聞かれると【一刻も早く根絶したい問題】と断罪。また、なぜ政治家が金を集めたがるかという理由にも、
【選挙で勝つために、政治家であり続けるために金を囲っている。ただ、それだけなので、一番しょうもない人種だと思います。これを機に政治資金パーティー一切禁止、派閥も解体に向かってくれれば、ちょっとは日本が良くなるんじゃなかなと思うんです】
自民党にとって耳の痛い言葉であろう、「政治資金パーティーの禁止」「派閥の解体」を強く訴える石丸市長。さらに痛烈な一言。
【(選挙に)金でしか勝てない人間は政治家に向いていないと思うんでやめてほしいですね】
石丸市長による都知事選を、都民だけでなく、多くの国民が関心を持って見守ることだろう。