「個人差があり、ひと口に金髪といってもトーンの違いなどもあるので、一概にはいえませんが、外国人的な色合いであり、髪色の主張が強くなるので、顔の彫りの深い人、目鼻立ちのはっきりした人のほうが似合う。顔の彫りが浅いとぼんやりした印象になってしまう人もいます。肌の色は黄色みがかったイエローベース。メイクもどちらかというと濃いめだと髪色が変に浮かないですね」(前出・ヘアスタイリスト、以下同)
髪色の評価は“イメージの差”
両者を比較すると、中山のほうがよりはっきりした顔立ちでメイクは濃いめのことが多いようだが……。
「どちらが似合っている、似合っていないということもないとは個人的に思いますが、中山さんはロングヘアを巻いたゴージャスな感じがお顔に合っていると思います」
2人の違いは─。
「現在に至るまでのイメージの差が、そのまま髪色の評価になっているのでは。山口さんは1990年代からサバサバしたイメージで、飾らない、気取らない、自然体という印象を持っている人が多い。唐沢寿明さんとは仲睦まじい夫婦というイメージ。中山さんはアイドル出身ということもあって真逆というか、ある種、作り込まれた姿を見せてきた人。夫婦関係は辻仁成さんと離婚し、息子の親権を持つのは元夫。
そのバックボーンから、同じように金髪を選んでも、“自分がしたいことをやっていて自由で素敵”“いい年なのに痛い”みたいに評価が分かれてしまうのでは」
アラ還女優の金髪姿を見て、“私もやってみようかな”というような意見も見られた。あなたはどっち派?