公表後は露出が減って…

心配の声があがった米倉涼子(NHKドラマ公式Xより)
心配の声があがった米倉涼子(NHKドラマ公式Xより)
【写真】アラフィフになっても美しい!“美魔女”を凌駕する米倉涼子の近影

 公表後はドラマや映画などの露出が減っていたが、Netflixドラマ『新聞記者』や『ドクターX』など体調を見ながら出演していた。

 しかし2022年9月28日には、「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」を公表し、出演予定だったブロードウェーミュージカル『CHICAGO(シカゴ)』のブロードウェイ公演・日本凱旋公演を降板。

「2012年同作でブロードウェイで主演デビュー。日本人女優が、アジア系でないアメリカ人の役柄を演じるのはブロードウェー史上初で、アジア出身の俳優としても初めてで話題を呼んだこともあり、降板という苦渋の決断に悔しさをにじませていました」(芸能関係者)

 今年6月14日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)にゲストとして登場し、病気の公表以来初めて生放送に出演する形となった

「まっすぐ歩けないこと、だるさ、立ち上がれないとか…。止まってるエスカレーターを歩いている感覚がずっと続く感じ。車のライトとかも全部つながって見えて、自分がどこにいるか分からなくなる。座っていることすらできなくなっちゃう」

 と闘病中の苦労を告白した。一時は治療を受けてから1か月寝たきり状態になり、引退を覚悟した時期もあったという。

 今回視聴者が心配した米倉だが、相当な努力と苦悩がありながらも撮影に臨んだのだろう。

 今年公開予定の『劇場版ドクターX』も控えており、ようやく女優業が本格始動する米倉。今後の活動にさらに注目が集まる。