小池氏はこの学歴詐称問題を否定。カイロ大学も、2020年にSNSで卒業を認める声明を出している。とはいえ、元側近が学歴詐称に加担したとする告発も無視できない。

 一方で、東京・練馬区にある小池氏の自宅周辺の住民たちはこう口をそろえる。

「今はしっかりやっているから、学歴なんて関係ない。頑張ってほしい」(60代女性)
「会えば腰が低くって、大好き。近所はみんな小池さんを応援しているはず。学歴なんて昔のことよ」(70代女性)

 と、その人気は衰えない。

「2016年に都知事選に挑んだ小池氏は、対立候補を応援する石原慎太郎都知事をも利用したのです。“厚化粧の大年増”との石原元都知事の言葉を受け、小池氏は生まれつき右ほおにアザがあることを明かし、都民の心をつかんだのです」(全国紙政治部記者)

夫を“ペット以下”呼ばわり

 一方、蓮舫氏はどうか。1988年にクラリオンガールとして芸能界入り。キャスターを経て、2004年に政界入りを果たす。そんな蓮舫氏を知る人は、こう話す。

「双子の母親でもある蓮舫さんですが、議員として忙しく働いていましたから、家事育児などはご主人が懸命にサポートしていました。ご主人は本当に素晴らしくて自治会、PTA、消防団までやっていましたよ。蓮舫さんがご主人を“ペット以下”と評した発言は、呆れました。ご主人の支えがあってこそ、議員として活動できているのに

 蓮舫氏の活躍は“踏みつけられた”夫の犠牲によって成り立っていたよう。舌鋒鋭く、与党だけでなく同じ党の議員を痛烈に批判することも。ある国会議員は、

同じ党の泉健太議員にも、そうとうに厳しい批判を浴びせていて驚きました。とはいえ、批判するパフォーマンスで、のし上がってきた人。当選したら、都庁でも多くの被害者が出るのでは

 知名度を上げるため、多くの男性を踏みつけてきた蓮舫氏。都庁職員らも、彼女に踏みつけられることになるのかも。

 前出の舛添氏はこう見る。

「以前に岡田克也議員を“つまらない人”と評する発言をするなど、蓮舫さんはハッキリ言いすぎてしまうきらいがある。嫌いでも好きだと言えないと、政治家としては厳しい。それをできるのが小池さんですね

 有権者の目に、2人の女性はどのように映るか─。