2位にランクインしたのは、櫻井と同じ『嵐』のメンバー、相葉雅紀(41)。
「相葉ちゃんは好きだけど、滑舌が悪すぎる」(埼玉県・女性・37歳)
相葉に関して、彼の声が“残念”というコメントが多数、寄せられた。
「すごく声に特徴があるんですよね。画面を見なくても声が聞こえるだけで、相葉さんだとわかってしまう。あと、どうしても滲み出る人の良さ感(笑)。絶対に悪人役はできないだろう、という雰囲気があるので、役の幅が狭くなりますよね」(カトリーヌさん)
1位は月9常連のアノ人
そして1位に輝いた(!?)のは、木村拓哉(51)。
「よく言われるように“何をやってもキムタク”。カッコつけて不機嫌、ぶっきらぼう感を出す演技ばかり」(東京都・女性・49歳)
本人が聞いたら寝込こんでしまうのでは、とカトリーヌさんが苦笑いするほどの厳しいコメントが集まった。
「普通の人の役をやるのが遅かったのでは、と思います。検事や、パイロット、レーサーやアイスホッケーの選手。職業ガチャじゃないけれど、“カッコいい木村拓哉”をやりすぎてしまったのかな。制作サイドの罪もあると思うけど最近は“どん底から立ち上がるオレ”という同じ役ばかりですね。
でも唯一、『教場』(フジテレビ系)で演じた風間公親は“正解”だったと思います。あれは木村拓哉が持っているもの、すべてを否定するというか、制御された役柄。彼自身を封印した役のほうがいいのかなと思います」(カトリーヌさん)
賛否両論があった旧ジャニーズのタレントたち。カトリーヌさんは「ある程度は仕方のないこと」と、こう続ける。
「アイドルの宿命だと思いますが、本人のキャラクターが強いと、演じている役が本人に引っ張られてしまう。持っている“華”を隠せない。旧ジャニーズの人でも演技派といわれる人たちは、多彩な役柄を自然に演じている印象があります。これからは自分のイメージを維持しながら、ファンが思いもしない新しい顔を見せられるか、ということが大切になってくるのかなと思います」
取材・文/蒔田 稔