長女が“連ドラ”デビューもコメントなし
「'03年に現役を引退した貴乃花さんは、翌年に父の跡を継ぎました。二子山部屋の親方として弟子の育成に励み、'10年には日本相撲協会の理事職につくなど相撲に情熱を注いでいました。
しかし、‘18年に貴乃花の弟子・貴ノ岩関が当時の横綱・日馬富士関から暴行を受けた騒動を巡り、内々に沈静化を図ろうとした協会に対し、貴乃花さんは批判を繰り返すなど真っ向から対立してしまいました。最終的に、貴乃花さんは協会に退職届を出すことになり、相撲から距離を置くことになったんです」
それ以降、貴乃花は迷走を続けることに。
「主な仕事は講演活動ですが、ふるさと納税のCMに出たり、“水素吸引器”という健康グッズの広告にも出演したりと、知名度を活かしたタレント業がメイン。'19年にはタレントの鉄拳さんとコラボして絵本作家になると宣言しましたが、契約面でこじれてしまったそうで、現在まで出版に至っていません。かつて相撲界を沸かせたスターの現状としては少々寂しいですね」
プライベートも哀愁が漂っている。
「お兄さんとは現役時代から不仲で絶縁状態でしたが、奥さんだった河野景子さんとは日本相撲協会から退職後まもなく離婚。おふたりの長男で靴職人の花田優一さんとは反りが合わず、勘当しています。長女で女優の白河れいさんとも疎遠で、彼女は今年連ドラデビューしましたが貴乃花さんはコメントひとつも出していません……」
柔和な印象にイメチェンを果たした貴乃花。この流れのまま、家族との間に作ってしまった壁も壊してほしいのだが――。