「8月11日に滝沢秀明さんが代表を務める芸能事務所『TOBE』が、能登半島地震の復興チャリティーイベントを東京ドームで行います。今年3月に行われた所属アーティストたちによる4日間にわたるライブは、計22万人を動員して大成功を収めていますから、今回も大きな反響を呼びそうですね」(スポーツ紙記者、以下同)
旧ジャニーズ事務所で活躍していた滝沢は、2018年からプロデュース業など裏方に専念。以降、同事務所の副社長として手腕を振るっていたが2022年に退所。翌2023年に『TOBE』を設立している。
「新会社には“辞めジャニ”が続々と入所。滝沢さんのプロデュース力も相まって所属タレントたちの活躍も目立つようになり、会社設立から2年足らずで芸能事務所としての地位を確立しました。一方、この急成長で“スタッフの人手が足りない”といった報道もありました」
人手不足でも、積極的な姿勢は変わらないようだ。
「TOBE所属の7人組アイドルグループ『IMP.』のセンターを務める佐藤新さんが、2025年春に公開予定の映画『青春ゲシュタルト崩壊』でW主演の一人を務めることが発表されました。佐藤さんにとっては初の映画主演作。さらに、滝沢さんの売り込みが実り、『春の香り』という映画でも佐藤さんの主演が決まっているんです」(製作会社関係者、以下同)
『春の香り』は脳腫瘍により18歳で亡くなった少女の実話をもとにした書籍が原作。
「まだ公表されていませんが、佐藤さんは『春の香り』で主人公の彼氏という重要な役を任されており、W主演の一人として名を連ねると聞いています。『春の香り』も2025年春に公開予定ですから、彼は現状、W主演を2本の映画で、同時期に務める予定なんですよ」
滝沢氏がイチから手がけたグループ
『春の香り』の配給会社に問い合わせたところ、
「ノーコメントです」
と、否定はしなかった。
「滝沢さんがIMP.を積極的に売り込むのも無理はありません。IMP.は2020年に旧ジャニ時代の滝沢さんに才能を見いだされたメンバーで構成された『IMPACTors』というグループが前身。イチから手がけたグループだけあって、滝沢さんにとって愛弟子のような存在なんです」
IMP.のメンバーたちも“恩人”を慕っており、滝沢がTOBEを立ち上げた2か月後に旧ジャニーズ事務所を退所し、その2か月後にTOBEに移籍している。
「デビューがコロナ禍と重なり、思うような活動をさせられなかったことを滝沢さんは悔やんでいるそうです。今回、佐藤さんの主演映画を一挙に2本も“ねじ込んだ”のも、その後悔がモチベーションとなったのかもしれません。今後、ほかのメンバーについても積極的なメディア露出を狙っていくようですよ」
滝沢の剛腕ぶりで、IMP.が大きく羽ばたくのも“夢物語”ではない!?