相方・矢部浩之による“公開説教”

婚姻届を提出した翌日、幸せそうに笑顔を浮かべる矢部浩之('13年)
婚姻届を提出した翌日、幸せそうに笑顔を浮かべる矢部浩之('13年)
【写真】やす子への暴言後に“パリピ”投稿、フワちゃんと旅行を満喫した“親友”たち

「問題発言の翌週の放送中に矢部さんが乱入し岡村さんへ“公開説教”を始めたのです。岡村さんがスタッフに横柄な態度を取る、女性を軽視しているなどと“人間性”を猛批判。問題発言は出るべくして出たと明らかにしたのです。矢部さんは次の週にも出演、高校時代の思い出などをじっくりと話す“岡村さんのリハビリ”とも取れる放送を行い、3週目でコンビでのラジオ番組復活が宣言されました」

 矢部の“公開説教”は、それまでギクシャクとしていたナイナイのコンビ仲回復や、同年10月の岡村結婚への布石にもなり、結果的に美談となっている。それでも、番組内での女性蔑視発言で降板とならなかった岡村と、番組外でのSNSでの一言が問題となり打ち切りに至ったフワちゃんへの放送局の“対応の違い”に疑問を覚えるネットユーザーは少なくない。

 他局では『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ系)が、2006年7月に山本圭壱が未成年女性と飲酒、性行為を行った不祥事発覚を受け打ち切りとなっている。ただ、不祥事発覚後に加藤浩次が単独で出演した最終回は放送されており、対応はケースバイケースなのが実情だ。

 岡村は8日深夜のラジオではフワちゃん騒動に「芸能界ってミスが許せないようになってきました」「怖いなと思いました。いろんなことが」と曖昧なコメントを発するのみだった。

 フワちゃんの番組は一部のラジオファンには評判も良かっただけに、打ち切りになるにせよ、最後に本人が話す場があっても良かったかもしれない。