世間からの風当たりが強い『24時間テレビ』だが、ついに影響は募金にも及んでいる。番組のスポンサーであるイオンには、一部の店舗で24時間テレビの募金箱が設置されているのだが、
「募金箱は、いらなくなったレシートのゴミ箱と化しています。イオンへ行った際、募金箱を見ると、中にお金はほとんど入っておらず、レシートでいっぱいになっていました。集まったお金が着服されていたことや、現在の物価高の状況も相まって、一般の感覚なら募金しようという気はなくなりますよね……」(イオンに来店した客)
募金箱の“ゴミ箱化”にスポンサーの回答は
募金箱がレシートで溢れている様子は、写真付きでX(旧Twitter)にも投稿され、話題を呼んでいる。この件について、イオンの店舗管轄を行う『イオンリテール』に問い合わせたところ、次のような回答があった。
「ご質問をいただいて初めてこうした事態を認識いたしました。当社は毎月11日に、投函いただいたお買い上げレシートの1%を地域のボランティア活動を実施されている団体に寄付する取り組みを実施しておりますので、(色味が似ているため)そちらと混同されてレシートを投函いただいた可能性もあるかと考えております。限られた店舗・募金箱での事象ということもあり、本件に関する対策の予定はありませんが、引き続き、寄付の趣旨にご賛同いただけるお客さまにはぜひ募金にご協力いただければ幸いです」
『24時間テレビ』が放送する感動の内容で台風クラスの批判を吹き飛ばし、寄付金を集められるか――。