スシローを運営する『FOOD&LIFE COMPANIES』PR課の福井ひとみさんによれば、人気ネタ(2022年10月~2023年9月 実績)5位は「えんがわ」、4位「えび天にぎり」(愛知県・岐阜県・三重県の店舗ではお取り扱いがありません)、3位は鮮度にこだわり、色みがよいものを厳選した「サーモン」とのこと。

スシローとはま寿司ではランキングに違いが!

 2位は「活〆はまち(大切り活〆はまち1貫)(※本ランキングの集計期間中は2貫で販売、2024年5月29日から1貫で販売)」。九州や三重、四国などで育てた新鮮なを使い、水揚げから一度も冷凍せず鮮度を保った生のまま店舗へ。店内で皮引きと切りつけを行っているという。そして、

「一番人気は『まぐろ(厳選めばち鮪)(※2023年10月から商品名「厳選めばち鮪」で販売、定番の「まぐろ」販売休止中の代替商品含む)』。赤身が濃厚でうまいといわれているめばち鮪のみを厳選、バイヤーが世界中からその時々でおいしい鮪を取り寄せています」(福井さん)(※すべての商品について、1日の販売数に限りがあります)

 一方、はま寿司の秋の人気ネタ5位は、ガーリックとペッパーの入ったソースで欲をそそる創作寿司「とろびんちょうレアステーキ」。

4位は脂乗りが抜群の秋の味覚、『宮城県産さんま』。3位はプリッとジューシーで濃厚な味わいが人気の『広島県産牡蠣握り』。9月10日から『はま寿司の牡蠣と秋の旨ねた祭り』が始まり、この2ネタも登場します。牡蠣は100円(税込み110円)でご提供しますので、お見逃しなく」(『はま寿司』販促担当・岩森雪さん)

 2位の「サーモン」は大型で脂乗りのよいアトランティックサーモンを使用。一番人気は、海水と同じ塩分濃度の温水でじっくりと手間ひまかけて解凍することでうまみを逃さない「まぐろ」。

 両社共に1位はマグロで、サーモンもベスト5入りという結果に。

 回転寿司店に行くと、外国人観光客がおいしそうに寿司をべる姿もよく見かけるようになった。外国人に人気の寿司ネタについてスシローの福井さんに聞くと、5位が「うなぎの蒲焼き」、4位が「サーモンちーず」だそう。

「3位は『えび天にぎり』。注文が入ってから店内で揚げるのでサクサク。寿司と天ぷら、2つの日本が1つで楽しめるのが人気です。2位は『サーモン』、1位はやはり『厳選めばち鮪』ですね」

 海外でも寿司の代名詞といえるマグロのほか、火が通った創作ネタが好まれる傾向にあることもわかった。

 さらに、マルハニチロ調べによる「回転寿司に関する消費者実態調査2024」から「回転寿司デートをしたいと思う芸能人は?」という興味深いアンケートも。

 女性の回答は5位ムロツヨシ、4位山田裕貴、3位大泉洋、2位目黒蓮、1位は平野紫耀。男性の回答4位は浜辺美波と広瀬すず(同数)、3位新垣結衣、2位橋本環奈、1位は川口春奈。

 ちなみに、に詳しいさかなクンは女性回答8位にランクイン。お寿司をべつつにまつわるアレコレを聞いてみたい。

「回転寿司デートをしたいと思うスポーツ選手は?」の問いには男女共に大谷翔平がダントツの1位を獲得。

 サンマ、戻りガツオ、秋サバ、秋サケ。脂の乗ったがめじろ押しのこの季節。ぎょぎょっと欲を満たしたい

取材・文/住田幸子 写真提供/はま寿司、スシロー

「調査レポート 好きなは何?」アンケート結果は「さぶろぐ」(https://best-review.co.jp/sublogg/)より