京都市交通局のコメント

 問題ないと判断するネットユーザーも当然存在し、

《なんの露出もないただの可愛らしい女の子のイラストじゃん》

漫画アニメのキャラクターが掲示されているだけで“性の対象”と言う事自体が認識としておかしい。全裸姿とかせめて下着姿だっていうなら別だけど》

 と、物議を醸している。

 こうした論争が起こっていることについて、京都市交通局に問い合わせてみると、

「『京まふ号』に限らず、地下鉄で広告施策をする際、公益公営交通機関なので、適切な内容になるように一定の審査基準を設けています。審査基準は様々なものがあり、禁止となるものを列挙しているような規定です。その中に“公序良俗に反するものは認められない”というものがあります。

 例えば“裸体や性に関して表現が露骨、卑猥なもの、その他青少年保護の観点で適切でないもの”は認められません。今回の『京まふ号』の施策に関しても、広告として適切かどうか事前にチェックをしており、そのうえで適切だと判断をしております」(京都市交通局担当者)

『ロシデレ』もほか作品と同様に、予定どおり10月18日まで、掲出予定とのことだった。

 “性の対象”となるかの判断は人それぞれだが、過剰な反応は避けた方が良さそうだ。