14年前の朝ドラでピンチヒッター
9月30日からは早くも次の朝ドラ『おむすび』がスタートする。
「次回作のテーマは“平成ギャル”です。放送後しばらくはヒロインである橋本環奈の学生時代が続き、うるさいほど『ギャル、ギャル』と言っているストーリー展開。まるで、重かった前作とバランスをとったかのように“軽い”作品です(笑)」(前出のテレビ誌ライター、以下同)
NHKのスタッフもそれなら安心、かと思いきや――
「じつは次回作の脚本を書いている根本ノンジさんは、瀧本美織さんが主演した2010年放送の朝ドラ『てっぱん』のピンチヒッターをしていたんです。クレジットは“脚本協力”となっていますが、12週くらいまで進んだときに本来の脚本家が行き詰まってしまい、そこから根本さんが放送局近くのホテルに泊まり込んで脚本を手伝ったとか」
ピンチヒッターを頼まれた経緯はNHKサイドが口止めしているようだが、根本さんは以前、ある雑誌のインタビューで『てっぱん』の脚本を手伝ったことを明かしているのだ。
「NHKとしては今回の朝ドラのインタビューで、根本さんがまた口を滑らせないか、不安がっているかもしれませんね」
次回も“いわくつき”の脚本家のようだが、少なくてもドラマは肩に力を入れずに見ていられそうだ。