拡散された“領収書”
また、本人は否定しているが、女性との交際に政治資金が使われていたのではないかという疑念も。一部報道では、国民民主党の『組織活動費』における『宿泊費』の多さが指摘されており、その費用は2023年までの約3年間で111万7372円にも及ぶという。
さらに、ネット上で宿泊したとする高松市内のホテルの領収書現物の画像が拡散。2023年11月18日に泊まったものとみられ、金額は2万2000円。不倫女性と宿泊した際の領収書ではと疑惑も上がったが、これに対し玉木代表は会見で「2023年11月18日のホテルの領収書についてご指摘をいただきましたが、これは、当時、休職中だった男性秘書(後に退職)と、復帰に向けた面談を行なった際に使用したときのもので、妻が同席しています」と説明。だが、SNSでは、
《面談でホテルに宿泊する必要があるのか》
と、疑問の声も上がっている。
同じ国民民主党の伊藤孝恵参議院議員は、Xにこうポストしている。
《最低だ。国会が“対決より解決”の政策議論を取り戻せるかもしれない千載一遇のチャンスに何やってくれてんだよ。 どうか皆さま「不道徳であっても政治家としてしっかり働いてくれればいい」とか「玉木も人間だったのね」等のコメントで玉木雄一郎を甘やかさないで下さい。 自分の一番近くにいる人を裏切り、悲傷の渦中に突き落とした者は相応の制裁を受けるべきです。しかし同時に… それを下せるのは宇宙でたった1人だけ、妻だけだとも思います》
一見、制裁を受けるべきだと、玉木代表を叱責しているようにも見えるが、それができるのは妻だけで他者はするべきではないとしている。しかし果たして、そうだろうか。玉木代表は一般人でも芸能人でもない。国民に選ばれ公職についている“公人”だということを忘れてはいないか――。