「演歌歌手として活動しているので。写真集って人ごとというか、イケメン俳優さんが出すものだと思ってたので。正直“自分で成立するのかな”という不安も感じましたが、すごくうれしかったです」
とは、“演歌界の王子様”辰巳ゆうと。初の写真集『YOUTRIP』を1月9日にリリースする。
“芸能人してるな”とすごく思いました(笑)
海や水族館での元気いっぱいカットあり、プライベート感たっぷりのパジャマカットあり、髪にメッシュを入れたK-POPアーティスト風カットあり、セクシーさにドキドキが止まらないシャワー&温泉カットあり。
こんな辰巳ゆうと……今まで見たことない! そんな写真集のアザーカットをここに公開。
「シャワーシーンの撮影は“芸能人しているな”とすごく思いました(笑)。やっぱりテレビや雑誌などでしか見たことがないシチュエーション。普段は演歌歌手として“首元を締めて、着込んでなんぼ”みたいなところがあり、シャツ1枚で人前に出るのも失礼にあたると考えているので。
肌を出すことに最初は少し抵抗がありました。でも、撮影の中で乗せられたといいますか(笑)、“こうしたほうが、よりいい写真になるのかな”という意欲が湧いてきて。それを目指して撮っていただきました」
普段はステージに映えるメイクをしていることが多いが、本作ではナチュラル系メイクが多く、等身大。さらには愛犬&愛車も初公開している。
「愛犬・バズは、実は5年の付き合い。コロナ禍に緊急事態宣言が出され、お仕事が急になくなり、家にこもらざるをえなかったとき、精神的にキツくて。でも“今なら子犬のときから面倒が見られる”と思い立ったんです」
名前の由来を尋ねると、
「『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーから。僕、ディズニーが大好きで。(『塔の上のラプンツェル』の)パスカルなど候補はいくつかあったんですが、どの名前で呼んでも反応がなく。唯一、振り向いてくれた名前がバズだったんです(笑)」
『YOUTRIP』発売日である1月9日は、誕生日。
「気づけばもうすぐ27歳、本当に怖いんですけど(笑)。20代ってあっという間に過ぎていくんですね。27歳はより一層、リーダーシップを取れる男性になりたい。今までは自分がいちばん下であることが多かったけど、下の世代の方とお仕事する機会も増えてきました。
僕は上下関係はまったく気にしないので、気さくに話しかけてもらえる存在でありたいですね。呼ばれ方ですか? “ゆうとくん”でもいいし、正直、呼び捨てでもいい(笑)。みんなでひとつになって、この演歌・歌謡界を盛り上げていきたいです」
仕事を離れたところでやりたいことを聞いてみると、
「4年前くらいから言ってるんですが、富士山に登りたい。ただ、山小屋の予約が本当に困難なんですよね……。あとは、海外に行きたいかな。日本とは全然違うダイナミックな自然に触れてみたいです。まずはアメリカかな。英語ですか? 大学で学んでいたのに、もう全然覚えてない(笑)」
1月29日には新曲『運命の夏』の発売が決定している。
「演歌って夏の曲が少なくて、冬の曲が多いんです。そういった意味ではまた全然タイプの違う、夏に向けた爽やかな1曲です。楽しみにしていてください!」