女性とのトラブルを受け9000万円の解決金の支払いが報じられた中居正広が窮地に陥っている。そこで大打撃を受けそうなのが冠番組のひとつである『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)だろう。
「金スマ」の略称で知られる同番組は、2001年10月に『中居正広の金曜日のスマたちへ』としてスタート。2016年2月に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』と名を変え、現在まで20年以上に渡って続いてきた人気番組だ。
しかし報道を受け、12月26日に予定されていた収録が直前で中止に。ネット上では冷めた声が相次いでいる。
ついてしまったダーティーなイメージ
《中居のキャリア終わりだね。終わる時は一瞬。さよなら》《もう感動系のネタは無理でしょ。打ち切り必至》《金スマは女性視聴者向けの内容多いから、性加害疑惑だと致命的で打ち切りしかないでしょうね》
もともと「金スマ」は泣ける話や美談などを多く取り上げてきた。スペシャルゲストを招いて、壮絶な人生を追う名物コーナー「金スマ波瀾万丈」はよく知られている。だが、今回の報道で中居に付いてしまったダーティーなイメージが番組の内容にそぐわないと考えるネットユーザーが多いようだ。
このほか《金スマ終了して24年ぶりの金曜9時のドラマ復活あるかも》といった声も聞かれた。
さらに番組名物だった演出に対する苦言もネット上では多く見っれる。
《ユニホーム姿の女性たちを侍らせる気持ち悪い番組》
《ゲストの後ろにずらっと並んでいた女性達が何者なのか分からんし、意味不明だった》
《あれ昭和の価値観だよね。女は黙って後ろで見てろ的な、しかも綺麗な子たちだけ参加許すって感じの》
《あれマジで嫌い自分の父親も嫌悪感示してたから男性も普通に嫌なんだなと思った》
なぜ、こうした声が相次いで聞こえるようになったのか。
「かつて『金スマ』では赤い服を着た女性100人がズラリと並ぶ演出で知られました。メンバーはエキストラであり、番組のウェブでも募集がなされていました。参加者には薄謝が支払われていたと聞きます。コロナ禍以降はこの演出はなくなりましたが、今でも番組を象徴するものになっています。かつては番組に華を持たせる斬新な演出でしたが、中居さんの女性問題がクローズアップされた現在、良い印象は持たれないでしょう」(放送作家)
やはり、これまでどおりに番組が存続とはいかなさそうだ。