デビューして来年30周年を迎える久保田利伸。ソウルミュージックを軸に、活動を続けている彼の素顔に迫ります。

―年を重ねても、体形が変わりませんが、何か特別なことを?

「体重は20年くらい57、58キロくらいで変わっていませんね。運動はジムに週1、2回行くくらい。夜更かしもしますし、お酒も飲むときはいっぱい飲みます(笑い)。唯一、健康的なのはオーガニックの野菜と玄米を食べていることかな。これはN・Yにいるときからです」

20150407 kubota (6)
3年半ぶりのオリジナルアルバム『L.O.K』。"感謝""ありがとう"という意味を込めてタイトルをつけたというアルバム。4月24日から全国を巡るコンサートツアーも決定している。詳しくはhttp://www.funkyjam.com/へ

―'93年にアメリカに拠点を移しましたよね?

「ここ数年はツアーやレコーディングで1年のうち半分以上、日本にいますよ。ただ、ふっとひと息ついたり何か考えたい時はN・Yに行きます。やっぱりあの街が好きなんですよね。荷物置きにしている部屋が向こうにあるので、いつもそこに泊まっています」

―日本人としてソウルミュージックの"レジェンド"だけど、これから目指すものは何?

「あまり具体的にないんですよ。そうだなぁ……、僕ね、年齢的には"先輩"という立場になっていますが、どうしてもそういう気持ちになれないんですよ。性分なんですかね。だから、目標としては、もう少し立派な"先輩"になってみたいと思います。これ、ダメですか(笑い)?」


「バラエティー番組を見るの、好きですよ。でも僕自身"歌ってなんぼ"みたいなところがありますからね(笑い)」と、語る久保田が出演するのは『心ゆさぶれ! 先輩 ROCK YOU』(日本テレビ系 毎週土曜日 23時20分〜)の3月21日放送回。自分がデビューした時に生まれた、MCの大東駿介くんについて「年齢のことを意識せず楽しく話せましたし、自分がそういう雰囲気になれるオトナになれてよかったなと(笑い)」