交際報道もなく、ひっそりと愛を育んできた岡田将生と高畑充希が11月19日に結婚を発表。2人は役柄を超えて“本当の夫婦”となった。
「交際のきっかけとなったのは、Prime Videoで配信中のドラマ『1122 (いいふうふ)』(以下、1122)。クランクアップしてしばらくたった今年1月から交際がスタート。ドラマでは結婚7年目の夫婦で、セックスレスではあるが、友人のようになんでも話せる仲のよい2人を演じています。しかし、夫婦仲を円満に保つため、岡田さん演じる二也は“恋人”をつくり、高畑さん演じる一子はそれを認めるという特殊な夫婦関係を描いています」(スポーツ紙記者)
原作は同名コミックで、夫婦のあり方に一石を投じる、今までにないストーリーだと高い評価を受けている。
「クランクイン前には、岡田さんと高畑さん、今泉力哉監督の3人で食事会を設けたそうです。原作をもとに、とことん役づくりについて話し合ったことで2人は本当の夫婦のような距離感になったそうです。逆に現場では、コミュニケーションを最低限にすることでリアルなやりとりができるよう心がけたんだとか」(制作会社関係者、以下同)
ドラマや映画、舞台などで超多忙な高畑だが、1年ほど前から仕事のペースを落としていた。
「今までは2年先まで仕事が決まっていたものの、今年は4か月ほど休暇を取って母親とクロアチアを旅したんだとか。結婚前に親孝行をしたかったのかもしれませんね」
結婚願望はあったものの、不安も拭いきれなかった高畑。
「2016年の雑誌インタビューでは“結婚も仕事もどちらも経験したい”と語っていました。しかし、2022年にTBS系で放送された『日曜日の初耳学』では、女優は特殊な仕事で、ラブシーンを演じることもあることから、結婚相手が見つからないのでは、と不安を感じていたそうです」
結婚は「2人で100点を目指す道のり」
ドラマでは一見いびつな夫婦を演じるが、岡田は今回の作品によって、むしろ結婚を前向きにとらえたよう。
「岡田さんは“結婚というのは2人で100点を目指す道のり”と考えているんです。“自分たちなりの形や在り方を見つけたい”とも話していました。高畑さんも自分らしくいられる人に重きを置いて、結婚を考えていたそうです。つまり、周りに左右されない“結婚の形”を見いだしたのかもしれません」
撮影中は岡田の演技に熱が入っていたそうで……。
「劇中で二也が、一子から別れを告げられるシーンがあるのですが、岡田さんは撮影前から自分でも驚くほどつらく、“撮影が嫌で嫌で耐えられなかった”と吐露していました。この発言には監督も引きぎみだったそうです(笑)。このころから岡田さんは高畑さんを強く意識していたんでしょうね」
共演していたときから岡田の“愛のしるし”はあふれていた!?