石破茂首相も出席
会見の内容だけでなく、ジャケットのボタンが開いたままだったことや座る姿勢などにも指摘が相次いだ。企業の信頼にかかわる重要な場でのこうした姿は、会見にのぞむ姿勢そのものだとして、
《まるで謝罪する気がないように見える》
《全体的に真摯さが感じられないんだよな》
といった声がSNSで複数、投稿されている。
「この会見が、女性の尊厳にかかわる大きな問題について説明するもので、通常の“定例会見”と同じ位置づけではないということを、フジテレビ側は認識していたのか定かではありません。いったい、どれだけの準備をしたのか……」(芸能ジャーナリスト)
会見が行われる前日の1月16日、港社長はある場所で目撃されていた。
「日本レコード協会など、音楽業界の5つの団体による合同新年会に出席していました。全体での乾杯をした後にやって来て、キー局の幹部が集まるテーブルで5分ほど会話をすると、すぐに帰っていましたが……。ちなみに、この新年会には渦中のフジテレビ幹部社員も出席予定でしたが、姿を見せなかったようです」(新年会出席者)
この会には石破茂首相も出席して、こんなスピーチをしていたという。
「お願いなのですが、みんなが踊って歌える歌を広めてください」
フジテレビには、真摯に問題に向き合ってほしい。