「逃げ回ってたくせに、よく言うわ」
「櫻井さんは1月20日放送の日本テレビ系『news zero』でフジの問題に触れ、“芸能界に身を置く者として、テレビ局と芸能界との関係について問題があれば、見直しに向けて自分もできることをしていきたい”と発言しました。特段批判されるような内容ではなかったのですが、テレビ業界の騒動ということで“旧ジャニーズ性加害問題”を思い出した人が多かったようです」(芸能ライター)
2023年に故・ジャニー喜多川氏の性加害疑惑が取り沙汰された際、櫻井は『news zero』に出演しながらも、当初はノーコメントを貫いていた。“いつ発言するのか”と周囲が注目する中、ようやく口を開いたのは番組が問題を取り上げてから実に4週目のこと。そのため、当時のことを覚えている人からは、
《ジャニーズ問題の時は逃げ回ってたくせに、よく言うわ》
《あの時はすぐにコメントせず、ずっと無言だったじゃん》
などの声があがっている。
タレントが続々とコメントを出す中、“だんまり”ではテレビ局側の人間と思われるとの懸念もあったのだろうか。とはいえ、出演者たちが主観的な意見を述べるのは果たして正しいのかといった意見もある。
経済小説『ハゲタカ』シリーズの作者として知られる真山仁氏は、『news23』(TBS系)で「企業のガバナンスから言うと終わってるんですよね」と指摘。「公的には一個人が発言するような組織ではダメ」と痛烈に批判した。
コメントを出さないわけにもいかないが、それが真に正しいのかは疑問……。タレントの立ち位置はなかなか難しいようだ。