「フジテレビの番組制作が急遽キャンセルになった場合、フジテレビがそのぶんをどこまで保証するのか、現状では、はっきりしていません。
制作会社やフリーランスへの保証をしないとすると、路頭に迷うスタッフが出てくるでしょう。フジテレビには、その救済をする責任があると思います」
救済が行われないと、放送業界全体に波及する可能性もあるという。
番組制作会社が倒産すると…
「大きな制作会社が潰れてしまったりすれば、ほかの放送局でも、番組を作ってもらう制作会社が減ることになり、フジテレビだけの問題ではなくなってしまいます。
これが放送免許に直接、影響するということにはならないと思いますが、制作会社の倒産が相次ぐようなことになれば、総務省としても無視できない問題になってくると思います。そうなれば、政府から指導が入る可能性も考えられるでしょう」
外部スタッフへの誠意ある対応策を打ち出すのも急務のようだ。