《バレンタインもチョコにカビがって問題発生してなかった? 伊勢丹大丈夫か?》
3月5日、三越伊勢丹のオンラインストアや店舗などで販売された焼き菓子の一部にプラスチック片の混入が認められたとして、商品の自主回収が行われていることが明らかになった。
「商品の購入者から“口内に傷がついた”と連絡があったことで事態が発覚。すでに消費者庁リコール情報サイトにも掲載し、商品の回収を進めています。該当の商品は2つあり、どちらも『アルバン・ギルメ』というブランドの商品でフランスから輸入しているもの。オンラインストアや店舗で販売された合計2400個が対象になりました。商品を購入した顧客に対し、着払いで郵送することを呼び掛けています」(一般誌社会部記者、以下同)
《三越伊勢丹で買い物したくない》
三越伊勢丹といえば、2月18日にバレンタインチョコに“カビが生えていた”という事態が問題になったばかり。
「問題になったチョコレートはフランスから輸入したものだったため、輸送中の環境や保管状況に問題があったのではと推測されていました。このときは合計260個が対象でしたが、今回はおよそ10倍。しかも、“カビチョコ”から1か月も経たない中で、似たような事象が立て続けに起こっているのです」
今回の問題に対し、ネット上では、
《チョコにカビの次はプラスチック混入。。。三越伊勢丹で買い物したくない》
《カビチョコの次はプラ片入り焼菓子か…着払いで返品せよとのことだけど、梱包して配送手配するのもなかなか面倒》
《この前、カビチョコがあったばっかりだよね…。どういう管理体制なんだろう》
など、立て続けに問題が発生したことで、三越伊勢丹を疑問視する声が上がっている。
該当の商品を購入した顧客に対して、どのような対応を取るのだろうか。株式会社三越伊勢丹ホールディングスの広報部に問い合わせると、次のような回答があった。
「三越伊勢丹オンラインストア/ムードマークで購入されたお客さまに対しては、すべての方にメールでご連絡差し上げ、三越伊勢丹オンラインストア/ムードマークでお詫びと返金などの対応を行っております。
店舗で購入されたお客さまのうち、特定可能なお客さまに対しては個別にご連絡差し上げ、上記と同様の対応を店舗で行っております。特定できないお客さまに対しては、店頭にPOPを掲出し、上記と同様の対応を店舗で行っております。
“商品回収に関するお詫びとお知らせ”を株式会社センチュリートレーディングカンパニー(三越伊勢丹のグループ会社で、洋酒、食材、雑貨等の輸入および卸売を行っている)のHPで発信しております」(三越伊勢丹ホールディングス広報部、以下同)
今回の異物混入の原因については、
「原因は確認中ですが、製造工程で混入した可能性が高いです。原因を特定し、再発防止を図ってまいります。ご期待いただいていたにもかかわらず大変申し訳ございません。真摯にこの事実を受け止め、お客さまへのご対応と再発防止に誠実に取り組んでまいります」
顧客の信用回復のためにも、誠実な対応を取ってもらいたい。