一番怖いのは、痩せすぎること
――なるほど〜、面白い! あと目黒さんって、フェイスラインも特徴的ですよね。男性からすると、「あの顔になりたい!」って希望するのは、ちょっと難しそう。
呂院長「大丈夫ですよ。顎のラインは骨切りや人工骨で形成できます。当院は人工骨はとても評判がよく、柔らかく自然な仕上がりを目指しています。あと彼の肌が白くて清潔感があるのが、非常に大事なポイントです」
――最近の男性アイドルって、本当に肌が綺麗ですよね。SNSで「汚肌」なんて言葉が出る時代、肌ケアも仕事の一部ですね。
呂院長「そうですね。ホームケアはもちろん、マシン美容にもこだわっていると思います。私も個人的に炭酸ガスによるマイクロバブル洗顔フォームを使っていますが、汚れを浮かせて落とすことで、美容成分の浸透が良くなるんです」
――目黒さんも、今は化粧品CMにも出演されていますし、ケアはかなり念入りなんですかね。
呂院長「そうですね、肌に合った製品を使って、ちゃんとルーティンができているはずです。彼の様な肌を維持するには撮影前後などは美容点滴やフォトフェイシャルなどを定期的に行うのが良いでしょうね。」
――とはいえ、あれだけ忙しかったら、ちゃんと食べて寝る時間あるのかな…と心配になります。
呂院長「一番怖いのは、痩せすぎることですね。 痩せすぎると、頬がこけてしまったり、ほうれい線が出やすくなったりしますから。特に顔が細い方は、無理なダイエットが逆効果になりやすい。ちゃんと食べて、健康的に美しくいてほしいですね」
――間違いないです。今春にはスタジアム公演も控えているし、まだ発表されていない仕事の話も水面下で動いているとか。それでもどこか余裕がありそうに感じせる彼は、魅力的です。完璧すぎないけど、だからこそ憧れられるのでしょう。
呂院長「『真似できるようで真似できない存在』。そこがいいんですよ」
――美容のプロから見ても、「唯一無二」なんですね。
呂院長「はい。これからどんな顔になっていくのか、どんな役割を演じていくのか、進化が楽しみな人です」
今回お話を伺ったのは……
呂 秀彦(ロ ヒデヒコ)先生。R.O.clinic(アールオークリニック)院長。日本形成外科学会専門医。医学博士。昭和大学形成外科兼任講師。順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。
患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属。