日本初の女性首相?
「一度やらせてみたらいい」(静岡県・47歳)
可能性を見込まれ、票を集めたのは自民党の野田聖子氏。'93年の衆院選に29歳で初当選し、37歳で郵政相に就任するなど順風満帆の政治家人生と思われたが、'05年の郵政民営化に反対したため、苦汁をなめることに。前回の総裁選では推薦人の確保が難しいとして立候補を断念。小泉進次郎氏の支援に回ったが─。
「一時は女性首相に最も近い人物、といわれていました。女性の先頭に立って道を切り開いてきた、という自負があるようなので首相になったらどうなるのか見てみたいですね。
ただ野田さんは推薦人が集められなかったように党内からの支持や人望がないので、現実的には厳しいでしょう」(前出・政治ジャーナリスト、以下同)
反社報道があったパートナーの存在もひっかかる?

「石破さんじゃなくてこの方が首相だったら」(大阪府・42歳)
前回の自民党総裁選で石破氏に決選投票で敗れた高市早苗氏が1位に。党員・党友票を合わせた第1回投票では181票を集め石破首相を大きくリードしたのだが。
「高市さんは昨年10月の衆院選で、支持層がかなり離れたんですよね。基盤が弱いので現実的には難しいかもしれません。ただ女性初の総理となると今一番近いのは高市さんですし、石破首相の支持率が落ちれば落ちるほど高市待望論が有権者からあがってくる。立憲民主の野田代表とは同じ松下政経塾出身ということで、党内外で協力して政策を進められるかもしれません」
次こそ初の女性首相誕生なるか。
アンケート結果を見た前出のジャーナリストは、
「“この人に首相になってほしい”というよりも消去法で選ばれているのが気になりました。【いない】の回答が217票と圧倒的に多いのが今の政治を物語っているような気がします。
ネクスト石破は現実的にいうと林官房長官や茂木敏充氏が一番近いんじゃないでしょうか。注目株は、小林鷹之氏。ただ、彼は財務省の言いなりで、老害議員らがうまく動かしやすいから党内人気が高いというのが皮肉。ダークホースでいうと鈴木宗男議員の長女・鈴木貴子氏も実力をつけてきている。ただ誰が首相になっても自民党の支持率が回復するとは思えない」
夏の参院選で国民からノーを突きつけられる?