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ー 「なぜわざわざ妻がしゃしゃり出るのか」

 テレビ朝日の名物ディレクター・ナスDこと友寄隆英の妻である、料理研究家・森崎友紀のインスタ投稿に呆れ声が続出している。

「なぜわざわざ妻がしゃしゃり出るのか」

 今回、森崎の投稿が注目を集めたのは、パワハラと横領で降格処分となったナスDに対して、《あなたが転んでしまった事に関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ》と投稿したからだ。

 ナスDの降格処分については、3月19日にテレビ朝日が公式サイトにて、「当社社員が、会社経費を不適切に使用していたほか、スタッフにパワーハラスメントをしていたことが判明し、懲戒処分を行いました」と発表。

 517万円の不正な金銭受領と、複数のスタッフに対する「人格を否定するような発言を繰り返す」等の行為があったと詳細が述べられている。

 発表文では名前が伏せられていたが、3月21日に配信された『SmartFLASH』は、この人物が「ナスD」こと友寄隆英氏だと報道。実際、ナスD自身が担当するバラエティ番組『ナスD大冒険TV』は打ち切りも決定していた。

 このような背景があったため、森崎の投稿に対して、

《被害者もいることなんだから、まずは謝罪でしょ》
《転んだって……事故じゃなくて加害者なのにね》
《なんでわざわざ妻がしゃしゃり出るんだろう》

 と非難の声が続出する事態となってしまった。

料理研究家・森崎友紀さんの写真集の表紙(Amazonの検索画面より)
料理研究家・森崎友紀さんの写真集の表紙(Amazonの検索画面より)

「ナスDを全国的に有名にしたのは、2017年に放送された『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』の“部族アース”というコーナーでのこと。部族の間で使われる染料を全身に塗った際に、洗っても取れない事態となり、ナスのような顔色になってしまったことから“ナスD”として愛されるようになりました」(芸能ライター、以下同)

 そもそも、同番組で人気になる前から『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)なども手掛ける名物テレビマンであったナスD。3月25日の『文春オンライン』によると、テレビ朝日の早河洋会長のお気に入りでもあったようだ。年収は1800万円を下らないとのことで、かなりの好待遇だったことがわかる。

 数字を持っているナスDは上からの評価は高かった一方、自分のやりたいものを押し付けることで疲弊していた部下も多かったとのことだ。

「“美しすぎる料理研究家”として有名だった森崎さんとは2016年に結婚しています。当時は“ナスD”として有名になる前だったため、ナスDの名前などは一切出ずに“一般男性と結婚”と報じられていました」

《この先何があっても一緒に乗り越えていくと心に決めています。》

 とも投稿している森崎。窮地に立たされた名物ディレクターは、そんな妻の思いを支えにここから再起をはかれるのか――